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観音寺(かんのんじ〔四国八十八箇所霊場会 編 『先達教典』286ページ〕)は、香川県観音寺市(かんおんじし)にある真言宗大覚寺派の寺院。四国八十八箇所霊場の第六十九番札所。山号は七宝山。本尊は聖観音。六十八番札所神恵院(じんねいん)と同じ境内にある。なお、市名はかんおんじしであるが、寺名はかんのんじである。 本尊真言:おん あろりきゃ そわか ご詠歌:観音の 大悲の力 強ければ 重き罪をも 引き上げてたべ == 歴史 == 伝承によれば、大宝年間(701年 - 704年)に、法相宗の日証が琴弾山で修行をしていたところ、琴を弾く老人が乗る舟を海上に見た。この老人が八幡大明神であることを知った上人は、その琴と舟を祀り琴弾八幡宮と名付けた。その神宮寺として建立され神宮寺宝光院と称していた。 寺伝によれば、行基が養老6年(722年)に訪れた後、大同2年 (807)空海(弘法大師)が第7世住職として入山し、奈良の興福寺を模して、中金堂に聖観世音菩薩像を刻み本尊とし、西金堂、東金堂など七堂伽藍を整備し、名称も観音寺と改め札所のひとつにしたという。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「観音寺 (観音寺市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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